石巻高校の「いま」がわかる!鰐陵日記

鰐陵日記

創立100周年記念式典

 本校は11月8日、創立100周年記念式典を石巻市のマルホンまきあーとテラス(市複合文化施設)で実施しました。在校生や教職員、鰐陵同窓生など約900人が出席し、生徒心得綱領として創立当時から引き継がれてきた「自ら進運を開拓すべし」を、あらためてこれからの100年にも受け継いでいく決意を新たにしました。

  オープニングでは吹奏楽部の記念演奏。

 式典では本校OBの須田一憲校長が「『自ら進運を開拓すべし』は100年の時代を超え、現在も本校教育の根幹になっている」と説明し、その上で「鰐陵の地で太平洋の大海原を見ながら人生について考え、運命を開く。石高はかくあるべし」と力を込め語りました。

 また、今まで本校に功績のあった方々に実行委員長の青木同窓会長より感謝状を贈呈しました。

  生徒代表挨拶では前生徒会長の馬場珀虎君が「この100年で時代は大きく変わったが、誇り高き鰐陵魂は脈々と受け継がれてきた。これからの100年へ、仲間と共にこの精神を引き継いでいく」と力強く語ってくれ、参加者からは大きな拍手が送られました。

 式典の最後には、応援団と全校生徒による応援歌「幻の門」も式典に花を添え、参加した同窓生の方々からはアンコールもおこりました。

 記念講演会では本校の卒業生で、国内外で活躍している自然写真家高砂淳二さんが「地球人としての自覚を持って生きる」と題して記念講演を行いました。

職業講話

今年度の「職業講話」では、高校1年生を対象に、18の多様な講座を開講し、各分野の専門家の方々と直接交流する貴重な機会となりました。生徒たちは、講師の方々からさまざまな職業の実情や、それぞれの生き方や考え方を学び、自分の進路を考えるうえで多くの刺激を受けました。生徒からは「進路を考えるうえで非常に参考になった」「将来について新しい視点が得られた」といった感想が寄せられ、大変充実した学びの場となりました。写真は、ミュージシャンの伊東洋平さんによる講座の一場面です。

石巻地区図書委員の集い

石巻地区図書委員の集いが10/30(水)宮城水産高校にて開催されました。本校からは2年生の遠藤千晴さんと1年生の高橋優奈さんが参加しました。ふたりは本校の図書館の魅力を紹介する「鰐陵図書館通信」(夏休みから作成に取りかかりました)を全体会でプレゼンし、その後読書会、ワークショップ(持参した本で帯づくり)を行いました。このように他校生徒と触れ合う機会は多くありませんので、とても良い経験になったようです。以下、ふたりの感想です。

 遠藤千晴さん「校風により図書館の仕様や使われ方が異なっていたのが興味深かった」

高橋優奈さん「同じ本でも人によって内容の捉え方が違うところが面白かった」

発信型英語教育拠点校事業 研修会

10月21日(月)、本校を会場に、令和6年度発信型英語教育拠点校事業における公開授業及び外部専門機関と連携した英語指導力向上に係る研修会を、下記の日程で実施しました。

10:20~  開会式

10:35~  本校における小中高連携の取り組みについての紹介

11:45~  4校時 公開授業(第2学年 英語コミュニケーションⅡ)

12:35~  昼食・休憩

13:20~     研究協議(授業検討会)

13:50~  講評・講話 演題 「小中高連携の充実を通して指導改善を図る」

          関西外国語大学 教授  直山 木綿子 氏

15:20~  質疑応答

15:40~  閉会式